2009年11月29日日曜日

第46回金馬奬 受賞結果

先ほど発表になった今年の金馬奬の受賞結果です。最多ノミネートの「如夢」がひとつも受賞せず、「あなたなしでは生きていけない」が作品賞・監督賞・脚本賞・台湾映画賞・観客賞の合計5賞を受賞し最多受賞作品となりました。 (金馬奬オフィシャルサイト受賞結果



最佳劇情片:作品賞

「不能沒有你」あなたなしでは生きていけない(戴立忍監督)


最佳導演:監督賞

戴立忍(レオン・ダイ)「あなたなしでは生きていけない」


最佳男主角:主演男優賞 (2名)

張家輝(ニック・チョン)「証人」
黃渤(ホァン・ポー)「鬥牛」


最佳女主角:主演女優賞

李冰冰(リー・ビンビン)「風聲」

最佳男配角:助演男優賞

王學圻(ワン・シュエチー)「梅蘭芳」花の生涯 梅蘭芳

最佳女配角:助演女優賞

惠英紅(クララ・ワイ)「心魔」心の魔

最佳新演員:新人俳優賞

余少群(ユー・シャオチュン)「花の生涯 梅蘭芳」

最佳原著劇本:脚本賞

戴立忍、陳文彬「あなたなしでは生きていけない」

最佳改編劇本:脚色賞

管虎「鬥牛」

最佳攝影:撮影賞

曹郁(ツァオ・ユ)「南京!南京!」

最佳視覺效果:視覚効果賞

王建雄(ワン・チェンション)、陳京民(ジミー・チェン)、李麗萍(リー・リーピン)「瘋狂的賽車」暴走自転車

最佳美術設計:美術賞

李天爵(リー・ティエンル)、Patrick Dechesne、Alain - Pascal
Housiaux「臉」ヴィザージュ

最佳造型設計:メイク&衣装

Christian Lacroix、王佳惠(ワン・チアフイ)、Anne Dunsford「ヴィザージュ」

最佳動作設計:アクション監督賞

洪金寶(サモ・ハン)「葉問」

最佳剪輯:編集賞

張經緯(チョン・キンワイ)「音樂人生」

最佳音效:音響効果賞

張經緯「音樂人生」

最佳原創電影音樂:音楽賞

竇唯(ドウ・ウェイ)、畢曉笛(ビー・シャオディ)「李米的猜想」

最佳原創電影歌曲:オリジナル歌曲賞

『遇見』~「米香」 歌唱:陶紅(タオ・ホン)、譚維維(タン・ウェイウェイ)

最佳動畫長片:長編アニメーション賞 該当作なし

最佳紀錄片:ドキュメンタリー賞

「音樂人生」

最佳創作短片:短編賞

「片刻暖和」 温知儀(ウェン・チーイー)監督

年度台灣傑出電影:台湾映画賞

「あなたなしでは生きていけない」

國際影評人費比西獎:国際映画批評家連盟賞

「陽陽」ヤンヤン

年度台灣傑出電影工作者:台湾映画制作者賞
李龍禹(リー・ロンユー)

終身成就獎:明驥 (ミン・チー)


特別貢獻獎:王玨(ジョージ・ワン)

觀眾票選最佳影片:観客賞
「あなたなしでは生きていけない」

2009年11月26日木曜日

近況〰青春歌仔(台北金馬影展)

このところバタバタ状態で、フィルメックス最初二日間は断念し、寝坊して受け付けで「意外」はアウトの宣告を受け、徹夜明けだったので「ヴィサージュ」もやめ、一時間も寝れないで飛行機に乗って、いま、台北にいます。金曜には帰国しますが、金馬の最多ノミネート作品「如夢」のチケットがとれたので見てきます。でも、原稿持込でやっぱりここでもちゃんと寝れていないので、居眠りしないか心配です。居眠りしないよう、祈ってて〰

そうそう、昨夜、至近距離で楊貴媚を見ました。歌仔劇モノの映画「青春歌仔」に主演。金馬の歌曲部門のノミネート作品だったと思います。やっぱ華があるわ。

台北電影節のときは、観客の多さに台湾映画のパワーを感じたんだけど、昨夜の「青春歌仔」はガラガラ。GTV出資の電視電影の劇場版らしいし、電視っぽさがあるのは否めないんですが、うーん。。。あの空きようはなんだろう。タレント監督がデメリット?(澎哈哈という人が監督。本人は出ていないけど、台湾語歌手でもあるので曲は書いてて歌ってます。主演は、楊貴媚と梁正群だったかな、二世俳優でお父さんは「ザ・ホスピタル」の総統・梁修身で、梁修身も父親役でちょっと出てました) 多少のウケは狙っているのかもしれないけど、きちんと撮っている態度と郷土芸能に対する愛情は立派と思いました。

2009年11月17日火曜日

「海角七号 君想う、国境の南」に向けて~蔭山征彦さんの記事

こういうブログだと、日本人ネタはあまり歓迎されなかったりするのかな、なんて思ったりもしますが(笑)

「海角七号」のナレーションを担当され、また、さいたまとアジアフォーカスで上映されて好評だった「あなたなしでは生きていけない」の音楽を担当された、俳優の蔭山征彦さんについての拙筆の記事が公開されましたので、僭越ながら紹介させていただきます。
掲載場所は、台北駐日経済文化交流処の「台湾週報」2009年第44週です。
http://www.taiwanembassy.org/ct.asp?xItem=117295&ctNode=3591&mp=202

蔭山さんとは、2004年の「時の流れのなかで(經過)」の東京国際映画祭上映時に初めてお会いして、なんていうか、そのとき、私、失礼な対応してたんじゃないかと思うんですが、まあ、その後も何度かお会いして世間話などをしていて、先日、久々に一時帰国されると耳にしたので仲間数人と食事をご一緒させてもらいました。日本滞在中、いくつか取材を受けたられたそうなので、ちょこちょこ露出されていくのではないでしょうか。

このブログの右サイドに、蔭山さんのブログと以前ご紹介した貴島功一朗さんのブログのリンクをいれましたので、興味のある方は訪ねてみてください。(でも、ふたりともなかなか更新しないんだよな~)

2009年11月14日土曜日

村上春樹

NHKのニュース9で、村上春樹が中国語文化圏でウケているとの話題。「1Q84」の中国語版が異例の初版20万部で、台湾・香港等で発売になったということ。この20万部というのは台湾の出版社の初版1刷の数で、香港・シンガポールなどに輸出される分を含めてだそうです。これ、通常の台湾の初版部数の10倍はあるんじゃないかな。5000も売れればヒットとのことなので、確かにすごいし、日本のムックの世界で考えてみても10万超えることなんて滅多にないだろうし(15年くらい前に、オタク系でよくて3万だったから、今はもっと下がっている思う)、そんなこんな考えていくと、本って当たるとホントにスゴイよな~と思います。

番組では、東大の藤井省三先生(ご無沙汰してます、お元気ですか?)が中華圏での村上人気について話してらして、そのほかにも台湾からの留学生が村上文学の魅力を語っていました。
藤井先生の研究は以前から存知あげてましたが、台湾の友人に村上人気について尋ねたところ「宣伝がうまい」の一言で片付けられてしまったので、もしかして眉唾モノかな~と思ったりもしてたんですよ。
そりゃ、伍佰が「ノルウェイの森」のタイトルで曲を作ってますし、「海辺のカフカ」を店名にしたカフェの存在も知っていましたけど、こうして台湾留学生の声が聞けると、本当に人気なんだ、と納得しますね。

日本のコミック原作の台湾ドラマもいいけど、村上春樹原作の台湾映画なんてのも見てみたい気がしてきます。自分でストーリー作るところからやりたがる台湾映画人、と思うと難しいことかもしれませんが。

2009年11月7日土曜日

灣的音樂のことなど

芸能ブログとか言いながら、ほとんど映画ネタばかりになってます(苦笑)。 今日は、肩の力を抜いて他のジャンルの話でもだら~っとしましょうか。

このところ何気に気になっているのは、灣的音樂というレーベル? いや、事務所? インディーズ系です。以前ネタにした旺福、Tizzy Bac (なるほど・ザ・台湾 10月号で紹介)とか許哲珮(ペギー・スー)、趙之璧(ビビ)なんていうマイペースで長く活動しているアーチストが所属しています。いま、シネマート六本木で上映中のドキュメンタリー「トーテム song for home」の原住民バンド・圖騰(トーテム)なんかもここ。聴き応えのあるアーチスト、バンドが揃っているように思います。

最近、ここから宇宙人というバンドがデビューしまして、たまたまスカパーで見た台湾のバラエティでパロディネタにされていたので話題なのかなと思い入手してみたんですが……70年代のSFドラマのようなコスチューム。色モノなら色モノでかまわないと思って聴いたんですが……ヤワな米米クラブみたいな音楽というか、気の抜けたソーダというか......バンド名はバンド名なだけに、もっとインパクトのある音を期待していたのですが、肩透かしでした。大化けする日はくるんだろうか?

Tizzy Bacは、かれこれ結成10年になるという3人組で♀1♂2 という構成。ドリカムが如く女性がキーパーソンです。年数の割りにアルバム数は少ないのだけど、MVのビジュアルも凝っている。ちょっとゴシックっぽい!? ティム・バートンかチェコ・アニメかと思いました。どこぞの動画サイトででも検索してみてください。

ちなみに旺福は、今月末だか来月初めだかにニューアルバムを発売とのこと。先月はアメリカでもライブをこなしたらしい。新譜は、五月天と同じ相信音樂からの発売だそうです。(宇宙人もCDは相信音樂から)

ってなことで、ホントにまとまりのなにおしゃべりでした。